ストライクウィッチーズ 劇場版 感想(ネタバレ)

以下ネタバレ有り


話は王道。完璧なまでに王道。それでどうしてここまで心躍るのか。


ファンサービスが完璧過ぎる。ストライクウィッチーズに求めているモノが全て存在している。


芳佳の欧州留学から始まる501小隊の面々との絡み。各キャラクターの背景、そしてスピンオフにて書かれていた各海外部隊の登場。
ストライクウィッチーズの「世界観」。


芳佳から繋がる人の輪。新たなネウロイの登場。融通の効かない静夏と、それを拒否して助けたいものを助ける芳佳。危ないところでしっかり集まる501小隊のメンバー。
ストライクウィッチーズの「熱さ」。


そして。
芳佳の魔力復活からのネウロイ撃破、そして新たな敵に対しての501小隊の再結成。最後に画面に現れる「つづく」の文字。
この素晴らしい作品がまだ続く事、この素晴らしい作品にまだ触れられるという事。
その事を考えるだけで嬉しくて涙が出てきます。


アニメ2期の後半がどうにも失速している感が有りましたが、でもこの劇場版が有るなら良い、そんな気分です。
今回の芳佳の主人公っぷりは本当に心地よかったですね。初めから最後まで自分の意志を通して行動している芳佳は本当に気持ちいいです。
そして芳佳を想い集まっていく501小隊の面々。この熱さ……!
そこから繋がる芳佳の魔力復活!復活!復活!
501小隊の再結成!そう、そうだよ!これこそ僕達が求めていた展開だよ!
最後の画面「つづく」ではもう涙腺崩壊でしたね。「あぁ、ここからまた『ストライクウィッチーズ』が見れるんだ……。」と。


この作品は一つの「区切り」であり、「エピローグ」であり、次への「プロローグ」なんだと思います。
これまでの「ストライクウィッチーズ」に対して、感謝の言葉を。そして、これからの「ストライクウィッチーズ」に、多大なる期待を。
絶対、次も見ます。