sola

当然ながらネタバレ注意。
まぁいつも通りなんで、大丈夫といえば大丈夫なのだけれど。

なんとか全部見終わりました。
いやしかしこれは、評判通り確かにとても面白かった。厨二な設定が多分に含まれますが、この作品が面白いって事は何も揺らがないんじゃないかなと。
この終わりが良いかって話になるとまたとても難しいと思うのだけれど、これ以外の終わりが有るのかっていうと怪しいよな。
12話の映画デートシーンとか耐えられないくらい痛い感じで、哀しくて、でもこれがきっと彼らにとって幸せな世界で。
「全部消えてしまうなら、最初からこんな事しなかった。」
こんなに救われないお話なんだけど、でもこの前提の元だとこの終わりが正しいのかと思う。
12話のラストシーンの映像とかもう今まで積み上げてきた物が大きすぎて。
この茉莉の決意がどれだけ大きかったのか。どれだけ強い決意だったのか。
結局みんな真っ直ぐに、ただ真っ直ぐにみんなの幸せを考えているだけなのに、いやだからこそぶつかってしまう。
もっと良い終わり方は出来なかったのか真剣に考えてしまうけど、でも。
この、ただ青空の下、折り紙を折るだけの日常がどれほど尊い物か。

最後のシーン辺りは賛否両論分かれるのだろうか。解釈が色々有るだろうし。

何にせよ「sola」の名にふさわしい、とても素晴らしい物語でした。
13話でこれだけのものが見れたのは本当に幸せです。