感想 [映]アムリタ

[映]アムリタ

野崎 まど
アスキー・メディアワークス ( 2009-12-16 )
ISBN: 9784048682695
おすすめ度:

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MediaMarker

とても面白かった！ただし、万人にはオススメできない。

最初は自主制作映画に役者として誘われた主人公と、周りを取り巻く人達とのからみの話かと思ったのだけれども、全然違った。
いや最初はそうだった。スピード感のある、青春的な映画作成ストーリーな展開だったし、普通にそういう物が進んで行った。
でも、実はこの話は映画のお話では無かった。キーとなるのは、「天才」最原最早。
全てはつまり……。

うん、ちょっとこれ以上は書けない。個人的には何を書いてもネタバレになる気がしてしまう。
一つ言えるのは、このお話は完璧に映画の、映像のお話なのに、このお話の主軸は完璧に、映画では無く、映像で無い。
個人的にこれがどんな作品かと問われたら、「西尾維新のクビキリサイクルみたいな作品」と答える。そこらへんが好きな人にはオススメ出来る気がする。
ただきっとこういうのが合う人は常に一定数居るし、ここを見ているような人はその比率は高いはずだから、是非手を出してみてほしい。